＜内容＞ アナイト・ネルセシアン女史による、大変貴重なソロ・デビュー録音にして、”最強のバッハ・リサイタル”！
Ａ．ネルセシアンはアルメニア出身の、バッハ弾きの重鎮Ｓ．フェインベルク直系の孫弟子にして、第６回バッハ国際コンクール（８０年）の覇者でもある、ロシア秘蔵の天才女流である！
彼女の弾くバッハについては、圧倒的に素晴らしく、そのスタイルはＳ．フェインベルクに最も近いと定義付けられるが、その実力のわりに殆ど録音が存在しないことは非常に残念である。
”ロシア・ピアニズム”の著者である、故佐藤泰一も大のお気に入りで、著作の中でも「、彼女のレコードに、初めて針を落とした時の衝撃は忘れられない！」と・・・
そして当盤に聴かれるバッハは、正に”水を得た魚”と呼ぶべき彼女の最高のパフォーマンスで、数多のバッハ弾きで知られる名手達をも遥かに凌駕する、目も眩む名演ばかりである！
選曲につても、難曲中の難曲で知られるパルティータの７番「フランス風序曲」に始まり、平均律から１曲、”半音階的変奏曲とフーガ”と、最強の組み合わせによる選曲となっている。大変稀少！     ＜曲目＞ バッハ ／ パルティータ 第７番 「 フランス風序曲 」 ＢＷＶ．８３１ バッハ ／ 平均律クラヴィーア曲集 第２巻 第１０番 ＢＷＶ．８７９ バッハ ／ 「 半音階的幻想曲とフーガ 」 ＢＷＶ．９０３     ＜レコード番号＞ 露メロディア Ｃ１０－１８２６５／６ （ モスクワ・プレスの”ＶＳＧ”規格ライン＝赤ゴシック・レーベルで、１２インチステレオの完全初出オリジナル。 ）

  ＜レコード・コンディション＞ ＮＭ－ ～ ＮＭ＋ 未通針の完全デッド・ストックですが、厳密には管理上の僅かなスレ等ある美品！     ＜ジャケット・コンディション＞ 才色兼備で知られる大変魅惑的な彼女のポートレイトによるオリジナル・ジャケット。経年変化による僅かな傷み程度で、良好な状態です。